教育理念
ダイバーシティ時代の社会において、確かなスキル(資格)と高度な語学力を持って、国際社会で活躍し、自国の発展に寄与する人材の育成
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
本学の教育理念を体現するための意欲と教育に必要な適性を備えた学生を受け入れる。
目指す学生像
- 1.常に何のために学ぶのかを問い、学びを継続する学生
- 2.スキル(資格)と語学力を習得のために、勇気・やる気・根気を持って、努力する学生
- 3.多様な価値観を受容し、共生を貫く学生
- 4.自己の幸福追求を目指すと共に自国の発展に寄与する学生
ご挨拶
学校法人理知の杜 理事長 麦島善光
2020年初頭新型コロナウイルス禍に見舞われた世界経済は、未曽有の危機に直面しています。この危機を脱するためには、力強い経済活動を再構築しなければなりません。その主体者が、経済・経営に関するしっかりとした基礎知識と実務能力の双方を身に着け、さらにIT技能、質の高い語学力を持った人材であると思います。 本校は、その人材を育成するために、ビジネスの分野で必要な教育内容を学ぶと共にIT教育、語学教育を実践します。 また、多様化の時代と言われる現在、一人ひとりの個性に見合った能力の育成にも力を注いでいきます。 ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授は、自身を支えた言葉として「V」と「W」を挙げています。「V」はビジョン。「W」はワーク。ここで言うビジョンとは「目的」に近い。アメリカ留学中、研究所の所長から教わったことだといっています。(『心揺るがす講演を読む』所収の教授の講演から。水谷もりひと監修、ごま書房新社) 本校で学ぶ皆さんもこの「V」と「W」を大事にして勉学に励み、本校で学んだ学生が、企業活動を通して世界で活躍し、それぞれの国々に貢献する人材に育つことを期待します。
学校法人理知の杜 理知の杜ビジネス専門学校 校長 宇都克也
日本人が初めて蒸気機関車を見たとき、大変驚いたそうです。蒸気機関車なんてこの世の物とは思えないと恐れた人もいたほどです。現代に生きる私たちにとっては信じ難い話ですね。科学技術は考えられないほどのスピードで進歩しています。最近話題のChatGPTを皆さんはどのように考えますか。進化し続けるAI技術に恐れを抱いている人もいるのではないでしょうか。「自分の仕事が奪われてしまう」「AIが人間を支配してしまう」しかし、少し考えると、蒸気機関車を初めて見た日本人とどこか似ていると思いませんか。数十年後の人たちがこんな話を聞いたら、笑ってしまうかもしれません。人は新しいことを恐れながらも、それを受け入れ進化させ、新しい時代を築いてきたのです。試行錯誤を繰り返し、想像を絶する努力をして、様々なものを世に送り出してきました。そして、私たちは今それを享受しています。失敗を恐れず、何事にも果敢に挑む精神が大切なのです。 現代は多様性の時代です。日本には「肌色」と呼ばれる色がありました。現在は「薄橙」「ペールオレンジ」と呼ばれています。これも多様性に配慮した結果です。世界には様々な肌の色をした人たちがいます。地球規模で考えたとき、「肌色」という言葉が通用しなくなったのも当然かもしれません。日本でも上司や同僚が外国人という会社も珍しくはありません。その様な環境で仕事をしている日本人も増えています。 理知の杜ビジネス専門学校には、異なる言葉を話し、異なる文化的背景を持つ学生たちが、日本語や情報技術やビジネスに必要なことを学んでいます。もちろん日本人も入学は可能です。外国に興味があり、将来は世界で活躍したいと考えている人は理知の杜ビジネス専門学校で学んでみませんか。今まで経験したことがない多文化環境での新しい発見があるはずです。